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原料にまつわる
質問・疑問にお答えします!
- 目次
- 原料の「かしこ」とはどのような原料ですか
- 「かしこ」を配合している理由を教えてください
- 「かしこ」はなぜ嗜好性がいいのですか
- 「かしこ」と小麦粉の栄養価の違いを教えてください
- 人が食べるお菓子を小鳥に食べさせて良いのですか
- 熱加工されたデンプンはアルファ化し、そのう炎の原因となると聞きますが大丈夫ですか
- 餌を熱加工しないほうがよいと聞きましたが、どうですか
- アルファ化したデンプンによって糖が増え、そのう炎の原因となる菌が増えると聞きましたがどうですか
- 砂糖によってそのう炎の原因菌が増えると聞きますが大丈夫ですか
- 「ひかり菌」という原料が、他で聞いたことがなく信用できないのですが
- 「ビール酵母」が原因でフンの中に大量のカビ菌が発生したと聞きましたが大丈夫ですか
- 原料の「かしこ」とはどのような原料ですか
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小鳥用として安全で安心できる原料です
弊社が独自に名称を付けたオリジナル原料となります。畜産や養殖用飼料の原料として流通している「菓子粉」との混同を避けるためにひらがなの「かしこ」という名称としました。弊社「かしこ」 飼料原料用「菓子粉」 原料 小麦粉、全卵、砂糖、脱脂乳、脱脂粉乳、バター 不特定 製造元 独占契約している製菓メーカー様 不特定 価格 飼料用小麦粉より価格が高く、原料コストはその分上がってしまいます 非常に安価 内容 製品名の公表はできませんが、契約製菓メーカー様の特定銘柄のみを使用しております。製品を同じ形状にそろえるための型抜き工程で得られる“ふち”となる部分であり、製造の度に必ず一定量発生するため、独占契約で安定的に供給いただいております。製品の各原料について、仕入れ先や第三者機関での栄養価の分析証明書等の提示を受けており、品質の安定した、小鳥用として安全で安心できる素材となります。 食品残渣(ざんさ)と呼ばれるもので、期限切れを含む売れ残りのケーキ類、ドーナツや菓子パンなどが使用されています。菓子やパンの製造過程で得られた粉も含まれますが、銘柄が特定されませんので小鳥には害のあるチョコレートやカカオなどを含む可能性があり、栄養価も一定ではありません。畜産分野で主に豚用飼料に使われ、豚への嗜好性が高く、健康面、肉質にも好影響があることが知られています。
- 「かしこ」を配合している理由を教えてください
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小鳥の嗜好性がぐんとよくなります
小鳥の嗜好性を高めるため、飼料原料用の小麦粉の代わりに採用しました。ペレットは皆さんもご承知の通り、シードに比べると小鳥の嗜好性が低いことがデメリットです。弊社はキラピピの開発時、嗜好性を高めるため様々な原料を吟味しました。試作品の原料に小鳥が好んで食べるシードの配合を試みたこともありますが、ペレットに加工すると好んで食べなくなりました。最終的な嗜好性の良さは、最も配合量の多いトウモロコシ原料を厳選したことと、2番目に配合量の多い小麦粉を「かしこ」に代えたことが決め手となりました。
- 「かしこ」はなぜ嗜好性がいいのですか
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食用の小麦粉を主原料としており風味がよいからです
品質が安定し、香りのよい「かしこ」
飼料原料用の小麦粉と比べると、風味の良さに格段の差があります。小鳥もその違いに反応します。
小麦粉は一般的に等級を分けて流通されており、価格の高い順に「特等粉」「一等粉」「ニ等粉」「三等粉」「末粉(すえこ)」の5段階があります。
主にニ等粉までが食品用で、特等粉と一等粉は上級粉とも呼ばれます。
三等粉と末粉は下級粉と呼ばれ、主に末粉が飼料用、工業用に流通します。ただし栄養価を比べると、ぬか部分を含む末粉が最も優れており、蛋白質、ミネラル、ビタミンなどを多く含んでいます。小麦粒の内側が上級粉(白色)、皮に近い部分が下級粉(茶褐色)となります。
皆さんがご存知の小麦粉は白いですが、飼料原料用の小麦粉は茶褐色で、ぬか臭いために食用に比べると風味が悪くなります。「かしこ」は食用の小麦粉で作られる上に、卵や少量のバターの風味を持っているため、鳥にとってもおいしいものとなります。
キラピピには、食用小麦粉に不足するミネラルやビタミンなどの栄養を追加して補給していますので、栄養価も全く問題ありません。
- 「かしこ」と小麦粉の栄養価の違いを教えてください
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ほとんど似通っています
「かしこ」と小麦粉(強力粉)の全粒粉(ぬかを含む全体の粉)の栄養を比較してみました。
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かしこ
炭水化物 蛋白質 脂質 灰分 水分 78.5 14.2 4.4 1.7 1.2 - 炭水化物
- 蛋白質
- 脂質
- 灰分
- 水分
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強力粉/全粒粉
炭水化物 蛋白質 脂質 灰分 水分 68.2 12.8 2.9 1.6 14.5 - 炭水化物
- 蛋白質
- 脂質
- 灰分
- 水分
「かしこ」にはバターが配合されていますが、グラフからもわかるように脂肪が特に多いということもありません。 -
- 人が食べるお菓子を小鳥に食べさせて良いのですか
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かしこの配合によって過剰・有害となる成分はありませんので大丈夫です
お菓子そのもの(100%)を与える場合は、商品によって糖分、塩分や乳製品の比率が格段に高くなり、カカオやチョコレートなど鳥に害のあるものが含まれている事もあるため食べさせるべきではないと思います。
キラピピの「かしこ」は小麦粉の代わりに配合した原料であり、小鳥フードとして過剰・有害となる成分はありませんので、ご安心ください。
- かしこ
- その他
- お菓子に含まれる熱加工されたデンプンはアルファ化し、そのう炎の原因となると聞きますが大丈夫ですか
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粘り気を持たないアルファ化状態のため問題ありません
ぬるま湯を吸って膨らんだ
デンプンのアルファ化は糊化(こか)とも呼ばれ、加水加熱することで炊いたお米のように粘り気が発生し、そのまま鳥に与えるとそのうの蠕動運動ではスムーズに胃に下りない可能性があり、そのう炎の発生が心配されます。
キラピピインコ小粒
しかし、小鳥用ペレットは加水状態のアルファ化デンプンを短時間で乾燥することで、粘り気を持たずにアルファ化を維持した状態となっています。
ごはんがゆっくり乾燥した場合は硬くなり、アルファデンプンが消化の悪いベータデンプンに戻りますが、それとは異なります。実際に、キラピピが小鳥のそのうに入った状態を想定して40℃のぬるま湯に2時間ほど浸してみると、スポンジ状に膨らんでやわらかくなりますがお湯に溶けることはなく、粘り気は発生しないことがわかります。
キラピピの「かしこ」だけではなく、熱加工された小鳥用ペレットに含まれる小麦粉やとうもろこしのデンプンはほとんどアルファ化した乾燥状態であり、ペレット食の小鳥がシード食の小鳥に比べてそのう炎になりやすいということは確認されておりませんので、ご安心ください。
- 鳥類は自然界で熱加工されたものは食べていないため、餌を熱加工しないほうがよいと聞きましたが、どうですか
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熱加工したほうが消化吸収しやすくなります
熱加工によってデンプンなどの成分が腸内で消化吸収しやすくなるのは、他の動物の場合と同様です。
デンプンは分子が鎖状に連なり、立体的らせん構造となって結合しているため、消化液が中に入れず消化されにくいのですが、熱加工でアルファ化することで結合が切れて消化液に触れやすくなります。
穀食鳥は確かにベータデンプンを消化することはできますが、アルファデンプンの方が少ないエネルギーでより効率よく消化吸収できるのです。
病気によって内臓のはたらきが弱まった小鳥の場合、消化液が満足に分泌されず未消化デンプンを含んだ白いフンをします。
ヒトは火を使用するようになってから食べ物の消化吸収が劇的によくなり、寿命も延びました。
ドッグフードやキャットフードも熱加工によって消化されやすく、以前よりペットの寿命が延びている理由のひとつといえます。
熱加工された鳥用ペレットの歴史は浅いですが、鳥の健康や寿命に好影響があるという認識が広まりつつあります。-
立体的らせん構造のベータデンプン
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アルファデンプン
消化酵素が切断しやすい(分解されやすい)状態
- 麦芽糖
デンプンは麦芽糖に分解されます - ブドウ糖
さらに麦芽糖はブドウ糖に分解されます
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- アルファ化したデンプンによって糖が増え、そのう炎の原因となる菌が増えると聞きましたがどうですか
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アルファ化デンプンは、そのう内ではなく腸内で糖に変換されます
哺乳類の唾液にはデンプンを糖化するアミラーゼが多く含まれますが、鳥類の唾液は単純な粘液であり食物の嚥下を助けるのみで消化液は含まれないといわれています。
また、そのうもアミラーゼなどの消化液を分泌せず、主に食物を貯めて軟らかくするための器官なので、そのう内でアルファデンプンが糖に変換されることはほとんど無いと思われます。鳥類は、デンプンを腸で消化吸収するのです。
- 「かしこ」に砂糖が使われていますが、砂糖によってそのう炎の原因菌が増えると聞きますが大丈夫ですか
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他社を含めペレットには糖分が含まれますが、そのう炎になりやすいわけではありません
弊社は、小鳥にとって適度な糖分は健康に好影響があると考えています。
小鳥は野生下では糖分(ショ糖や果糖)を含んだ果実、とうもろこしなども食べています。砂糖(ショ糖)は体内でブドウ糖と果糖に分解され、即座に利用できる小鳥のエネルギー源になります。なかでもブドウ糖は、脳のエネルギー源となる唯一の栄養素でもあります。
下の表は、外部の分析機関にてキラピピと他社ペレットに含まれる糖分を分析した結果です。
- ショ糖
- ブドウ糖
- 果糖
キラピピと他社ペレットの糖分比較PDFはこちら(126KB)
B社(原産国:アメリカ)の糖分はかなり高く、糖分の配合を重要視しているようです。また、キラピピを与えた個体にそのう炎の悪玉菌が増える事例は確認されておらず、反対に機能性善玉菌「ひかり菌」のはたらきによって、そのう炎の原因菌となる悪玉菌の増殖を抑えることが期待できます。
- 「ひかり菌」という原料が、他で聞いたことがなく信用できないのですが
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実証データが得られている信頼性の高い生菌です
「ひかり菌」という名称は、原料名として弊社が独自に付けたものです。
弊社が開発した菌というわけではなく、生菌剤としてすでに流通しているため他社に特定されないように生菌剤の名称を伏せさせてもらいました。
弊社は人用や家畜用など無数の生菌剤の中から、鶏の腸内環境を改善することで、歩留り、肉質、卵質の改善に効果があるとされる生菌剤を選びました。
飼料にかけるコストがシビアな養鶏の分野で実績があることからその効果に期待していたところ、オカメインコでの腸内細菌試験でも腸内細菌のバランスが劇的に好転するという、期待を超える結果が出ています。
「ひかり菌」は小鳥に安心して与えることができる、効果が実証された生菌剤です。
関連リンク
- 原料の「ビール酵母」が原因でフンの中に大量のカビ菌が発生したと聞きましたが大丈夫ですか
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ビール酵母とカビ菌に因果関係はありません
ビール酵母を顕微鏡で見るとカビ菌と形が似ているために勘違いされたもので、ビール酵母とカビ菌に因果関係はありませんので安心してください。
まず、原料のビール酵母は死菌ですので、鳥の消化管で増殖することはありません。
ビール酵母は植物細胞と同様に頑丈な細胞壁を持っており、これが難消化物質であり消化管の中で食物繊維に似た有益なはたらきをします。
キラピピのビール酵母の配合量はそれほど多くありませんが、フンの中に大量に観察されたということは、消化の良い他の原料は鳥に吸収されて、ビール酵母細胞壁は腸の運動を助けた後、フンとして排泄された結果といえます。
ビール酵母細胞の中身はすでに空となっており、豆の薄皮のようなイメージでフンの中に含まれています。
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