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両生類・爬虫類用飼料(餌・エサ)
両生類・爬虫類用飼料

カメを飼ってみよう!カメの飼い方

はじめて水棲のカメを飼うのに必要なこと、
飼育水槽の設置の仕方、カメのエサ(餌・飼料)の種類など。
役立つ情報をまとめました。

カメのことをよく知ろう

カメのことをよく知ろう

変温動物ってなに?

人の体温はいつでも約36度だよね。でもカメの体温は気温に連動するので冬は5℃、30℃のようにものすごく変化するんだ。
体温が高い夏はよく動きよく食べ、春や秋は動きが遅くなりあまり食べなくなり、冬は冬眠するんだ。
また1日の中でも日光浴したり日陰に隠れたりして体温を調節しているんだよ。

変温動物ってなに?

日光浴は大切

こうら干しや日光浴はとっても大切。体温調節や日光に含まれる紫外線をあびることで骨やこうらをつくるんだよ。

ご注意!
体温が上がりすぎないように日陰も用意しよう。

日光浴は大切

オス・メスのみわけかた

カメのオス・メスは、尾でくべつできるんだ。オスの尾はふとくて長く、総排泄孔がこうらのふちより外側にあって、メスはみじかく、総排泄孔はこうらのふちより内側にあるよ。子ガメでは、みわけがむずかしいよ。

オス・メスのみわけかた

カメの種類について

  • ミドリガメ

    ミドリガメアメリカ原産のミシシッピアカミミガメというのが本当の名前。25センチ以上に成長する。もっとも人気が高い。

  • クサガメ

    クサガメ日本や中国に生息するカメで首に黄色の線が入っている。クサガメの仔ガメは「銭ガメ」とも呼ばれている。

  • イシガメ

    イシガメ日本の固有種。水のきれいな河川を好む。「銭ガメ」とは本来イシガメの仔ガメの呼び名。形や色が「銭」に似ている。

  • カブトニオイガメ

    カブトニオイガメ親ガメでも15センチほどの小型。水中にいることが多い。気性は荒めなので他のカメや多数飼育には向かない。

  • セマルハコガメ

    セマルハコガメ川辺の森林に生息。手足頭をひっこめ、下のこうらが上のこうらにくっついて箱型になる。西表島・石垣島に生息するものは天然記念物。

  • キボシイシガメ

    キボシイシガメ黒いこうらに黄色い斑点が星のように美しいカメ。親ガメでも13センチほどの小型。北アメリカ原産。

カメを飼おう

半陸棲ガメを飼おう(陸7:水3)

  • セマルハコガメ

    セマルハコガメ甲長:約18cm

    ※西表島・石垣島に生息するものは天然記念物

  • ミツユビハコガメ

    ミツユビハコガメ甲長:約18cm

ハコガメの仲間は、腹甲に蝶番があるので、下のこうらを上のこうらにくっつけることが出来るんだ。手足を引っ込めた姿はまさに”箱”。生きものの進化って面白いよね。
水辺に近い森林や草原など湿度の高い陸上を活発に動き回り、浅い水場に浸かることもあるけど、泳ぐことは苦手なんだ。昆虫や貝類、果実や動物の死骸などを食べていて、土の中に潜るのも好きなカメだよ。陸7:水3ぐらいの容器で飼育しよう。エサはカメプロス プレミアムがおすすめだよ。

飼育例

飼育例

湿らしたヤシガラ土をしき、浅く大きめのバットの様な水場、体を回転できるぐらいのシェルター、温湿度計を設置しよう。寒くなったら、赤外線ランプやセラミックヒーターなどで暖めてね。

水棲ガメを飼おう(陸1:水9)

  • ミシシッピニオイガメ

    ミシシッピニオイガメ甲長:約11cm

  • カブトニオイガメ

    カブトニオイガメ甲長:約15cm

流れの緩やかな河川や池沼などに生息し、貝やエビ、魚、昆虫、植物などを食べているんだ。日光浴もするけれど陸には滅多にあがらないので、陸1:水9ぐらいの容器で飼育しよう。エサはカメプロス沈下性がおすすめだよ。
ニオイガメは性格が荒いことがあるので単独飼育がいいよ。

水棲ガメを飼おう
  • スッポン

    スッポン甲長:約30cm

  • スッポンも水棲ガメの仲間だよ。神経質な性格で砂の中で隠れることが好きなんだ。またこうら干しも必要だから、陸地・紫外線ライト・バスキングライトを設置しよう。飼育は比較的難しく、30cmぐらいになるので大きな容器も必要になるよ。

半水棲ガメを飼おう(陸3:水7)

  • クサガメ

    クサガメ甲長:約23cm

  • イシガメ

    イシガメ甲長:約20cm

ゼニガメって聞いたことあるかな?本来イシガメの子ガメの形や色が”銭”に似てるのでゼニガメって呼ばれていたんだ。今ではクサガメの子ガメもゼニガメって呼んでいるんだよ。幸運が届きそうな名前だね。

カメを飼うことで守ってほしいこと

かわいいカメを飼いはじめたら、うれしくてたくさんさわりたくなりますが、カメはとても臆病な生き物です。たくさんさわるとストレスがたまって、食欲不振になったり疲れて弱ってしまうので注意しましょう。
カメをさわったり、エサをあげたあとは、必ず手をよく洗いましょう。また石鹸のついた手でカメにさわるのはやめましょう。
小さくてかわいいカメですが、成長と共に大きく育ちます。大きくなることが前提の飼育を心がけましょう。絶対に川や池に放してはいけません。
カメはもともときれい好きな生き物ですが、汚れた水で飼育すると、いろんなバイキンが発生します。飼育水は、いつもきれいに保ちましょう。
カメを触った後は、必ず手を洗って、清潔にしてくださいネ。

カメを飼うことで守ってほしいこと
カメのをつくろう

室内編

できるだけ大きなケースを用意します。石やレンガで、こうら干しができる陸地をつくろう。砂はなくてもいいよ。

  • お部屋で飼育 基本編
  • お部屋で飼育 応用編

お願い!

  • カメをさわったり、エサをあげたあとは、必ず手をよく洗おう。
  • 生き物は責任をもって飼育しましょう。絶対に川や池に放してはいけないよ。

屋外編

  • ベランダや屋外で飼育 上級編①
  • ベランダや屋外で飼育 上級編②

ご注意!
カメは壁を上手に登ることもあります。脱走しないようにフタなどの工夫をしてね。

エアレーションをしよう

金魚じゃないのにカメにもぶくぶくがいるの?と思うかもしれませんが、水に酸素に含ませて循環すると腐敗、悪臭を防ぐ事ができます。さらに、フィルターを使うとより水が汚れにくくなって便利です。フィルターはろ過バクテリア(微生物)の力で水をきれいにする機械です。

エアレーションをしよう
カメを育ててみよう

エサのあげ方

甲長が約5cmまでは1日2・3回、甲長が約5~8cmは1日1回与えよう。甲長が約8cm以上になると、1日1回給餌を基本に1週間に1日は与えない日をつくろう。
夏はたくさん食べて、冬はほとんど食べないので、与える量は数分で食べきれる量に調節しながら与えよう。食べ残しは必ず取り除いてね。

ニオイ・汚れをおさえる”カメプロス”

4種類のハーブエキスとひかり菌のプロバイオティクス効果で、フンの量とニオイを軽減。茶葉がニオイを吸着します。

生菌剤のしくみ(プロバイオティクス)

「一般的なカメのエサ」と「カメプロス」で飼育した飼育水のニオイを140人のモニターに比較してもらいました。

カメプロス飼育水の方が臭くないと感じた。
カメプロス

水替えをしよう

ろ過装置が小さい場合は、毎日水を全部交換。大きなろ過装置の場合は、2-4週間に1回水を全部交換しよう。水槽が臭うのは掃除不足のサインだよ。

カメはクサくない!

冬眠について

カメは寒くなると(11月頃)、エサを食べなくなり、池の底や土の中で冬眠するんだ。翌年の春、桜の花が散る頃に冬眠から目覚めるよ。

水中で冬眠

水中で冬眠

水を多めに入れ、落ち葉などを入れるとカメが落ち着くよ。冬眠中はひふ呼吸をしているので溺れることはないんだ。

土で冬眠

土で冬眠

ミズゴケやヤシガラ土がおすすめ。土の中へ自分で潜っていくので、自然にまかせよう。無理に埋めてはダメだよ。

冬眠のコツ

  1. ①暖かい時期にしっかりエサを食べて体力があること。
  2. ②冬眠させる場所は水温が一定して低いこと(5~10℃が理想)。中途半端な水温だとエサは食べないけど目が覚めている状態になり、無駄な体力を消耗してしまうんだ。

冬眠には死亡のリスクもあるので、観賞魚用ヒーターを用いた冬眠させない飼育方法もあるんだ。体力が少ない子ガメにはおすすめだよ。

繁殖について

4~6月ぐらいに、元気に動き回るけど急に食欲が減った場合は、産卵の合図かもしれないよ。

  1. 産卵場所の設置

    産卵は陸上でおこなうので、飼育容器内の陸地部分に、砂を厚さ10cm以上しこう。

  2. 産卵したら

    産卵したらすぐに掘り出して温度・湿度管理をしよう。

    ※産卵場所以外に産み落とされていても、24時間以内にひろいあげればふ化することもあるよ。

  3. 卵の中で上下が24時間以内に決まるので、卵に上下の印をすぐにマジックで書きこみ、絶対に逆さにしないでね。1.5ヶ月から2ヶ月でふ化するよ。

  4. 産まれたら

    ヨークサックが無くなったら、カメプロス ミニを与えよう。

繁殖について

メス単独飼育でも卵を産むことがあるんだ。残念ながら無精卵はふ化しないから取り除こう。

丈夫なカメの選び方

健康状態のよくないカメを選んでしまうとすぐに死んでしまったり、病気になってしまいます。丈夫なカメの簡単なみわけかたを紹介します。

  • こうらがしっかりしたカメを選びましょう。
    さわったときにぷよぷよしたこうらのカメはカルシウム不足や日光浴不足が原因です。 飼育中にこうらが柔らかくなってしまったときはカルシウム分の豊富なエサをあげたり十分な日光浴をさせることで改善します。
  • 目がぱっちりしているカメを選びましょう。
  • 爪が欠けているなどけがや傷のないカメを選びましょう。
  • 元気に動きまわっているカメを選びましょう。
丈夫なカメの選び方


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