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商品データ-Product Description-

成長

らんちうディスク増体用

Ranchu Disc Growth

成長試験

成長試験

  • らんちう増体用
  • エサの良し悪しを評価する基準は、成長、嗜好性、消化の良さや水を汚さない事などたくさんあります。
    その中でも養殖業界で最も重視される項目が飼料効率です。
    飼料効率は「与えたエサが動物の体重を増やす割合」を示す数値でエサの性能を比較するのに使えます。

例えば100gのエサを与えて、魚の体重が100g増えた場合、飼料効率は100%になります。100gのエサが100%体重に変換されたという事です。
100gのエサを与えた時に、150g体重が増えた時は飼料効率150%になります。100gのエサが150gの魚体になったという事です。与えた餌の重量以上に体重が増えることがあるのか?と思われるかもしれません。与えるエサは乾燥物ですが、増えた体重には水分が含まれるためです。

飼料効率が高いという事は何を意味するのでしょうか?
飼料効率が高いエサは無駄な部分が少なく、栄養が効率的に成長に回っている事を示します。

見かけ上タンパク値が高いエサがあったとしても、魚が利用しにくい種類のタンパク質を使用している場合、上手く消化されず体外に排泄されてしまいます。
特定のアミノ酸が少ない場合やビタミンが少ない場合などにも、魚が利用できない部分が出てきますので、エサの飼料効率は下がります。

具体的な商品の例を用いて、飼料効率比較してみましょう。

結果

らんちうディスク増体用の飼料効率

この試験では、らんちうディスク増体用の飼料効率が66%、
マス用の養殖飼料が45%になっています。

飼料効率が高いエサを与えれば、同じ体重まで成長させるのに必要なエサの量を減らすことが出来ます。
魚の体重を100g増やすのに必要なエサの量は、マス用の養殖飼料の場合222gのエサが必要なのに対して、らんちうディスク増体用だと151gで済むことになります。
エサが少ないという事は当然水の汚れが少ない事にもつながりますし、排出される有機物が減少する事から病気のリスクも低くなります。

次に成長のスピードという観点から飼料効率を見てみます。
仮に体重15gの魚がいたとします。毎日体重の2.7%のエサを与えたとして、魚が倍の30gにまで成長するのに必要な期間を比較します。

らんちうディスク増体用の場合、30gにまで成長するのに41日間かかります。それに対して、マス用飼料だと59日間必要です。同じ大きさにまで成長するまで18日間の差が出ることになります。
ちなみに、体重15gと30gの魚の体長は55mmと70mm程度です。

らんちうディスク増体用の飼料効率

飼料効率だけでエサの性能を評価する事は出来ませんが、有効な評価方法であることは確かです。
飼料効率のデータがある商品については是非活用してください。

最後に飼料効率は飼育環境や魚の状態などで若干数値が変わってきます。水が悪いと飼料効率は低下しますし、若い魚で試験すると成長が良いので飼料効率は高くなります。同じ条件で比較試験しないと数値が上下する事があるので注意が必要です。

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