Hikari Crest Discus
色揚の色調確認試験と成長試験
カロチノイドの種類によってディスカスの色の揚がり方が変化します。
山崎研究所ではディスカスの色揚に最適な割合でカロチノイドを数種類ブレンドしています。
ひかりクレストディスカス
地肌・柄ともにハッキリと赤く発色した。最も色揚げ効果が出ている。
他社ディスカス飼料A
地肌が白く柄が赤く揚がっているためメリハリがあるが、ひかりクレストディスカスより全体的に色揚げ効果は薄い。
他社ディスカス飼料B
地肌は黄ばんだ感じで、赤柄ははっきりしていない。
ディスカスハンバーグや他社商品と成長比較試験を行いました。
試験期間:2ヶ月
給餌量:魚体重の2%(ハンバーグ区は乾燥重量で換算)
供試魚:ディスカス 6匹
水槽 :集中ろ過
※成長倍率
測定開始時からの魚体重の増加の比率。
ひかりクレストディスカス区はハンバーグ区に迫る成長効果を示しました。クレストディスカスを給餌し続けた個体を解剖したところ、脂肪値が高く高カロリーな配合であるにもかかわらず、内臓脂肪が見受けられず健康に成長していることが分かりました。
山崎研究所ではひかりクレストディスカスのみを給餌して継代繁殖に成功しています。
グラフでハンバーグとクレストディスカスの成長試験を比較していますが、ハンバーグは乾燥重量で換算していることに注意して下さい。 ディスカスハンバーグは水分が多いため、与えた重量はクレストディスカスの3倍にあたります。クレストディスカス100gに対して、ハンバーグは300g与えているという事になります。与えやすさや水の汚れという面から見れば、人工飼料の方が効率が良いと思われます。