TOP > 豆知識 > 人工飼料のビタミンは製造時に壊れていないの?
人工飼料を製造する際、高温で製造することでビタミン類が破壊される事を心配される方が多くいらっしゃいます。
弊社のメイン製造機であるEPの場合、最大で120℃〜130℃程度の温度が掛かります。高温下でビタミンは破壊されるのか検証しました。
ビタミンA | ビタミンD3 | ビタミンE | 安定型ビタミンC | |
---|---|---|---|---|
製造前 | 100 | 100 | 100 | 100 |
製造後 | 98.2 | 100 | 85.4 | 100 |
※製造前の添加量を100とする。
餌に含まれるビタミン量を製造の前後で分析しました。
ビタミンAやCはほとんど破壊されておらず、比較的破壊されやすいビタミンEも85.4%が残っている事が分かりました。
弊社では熱によって破壊されるビタミン量をあらかじめ計算し、消耗分を考慮して各魚種に必要なビタミン量となるように配合添加しております。安心してお使い下さい。
体の成長を助けます。
不足すると眼球が突出してしまいます。
動物の壊血病を防ぎます。
魚類では欠乏すると運動失調、脊椎湾曲などの原因となる。
骨や歯の形成に必要です。
不足するとくる病(骨の形成異常)を起こす。
エサに含まれる脂肪の酸化を防ぎ、魚の代謝を維持します。
欠乏すると成長低下、腹水などにつながる。